ヤンマー、ベトナムでマグロ漁船の近代化を支援…現地で実証実験

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ヤンマー、ベトナムでマグロ漁船近代化支援プロジェクトを展開
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ヤンマーは、ベトナムでマグロ漁漁船の近代化支援プロジェクトを展開すると発表した。

同社は、ベトナムで漁業採算性を向上させるためのソリューション提案を今夏から開始する。現地で実施されている漁法である手釣り漁業に注目し、漁獲されたマグロの鮮度保持や品質改善に関しても取り組み、マグロ漁業者の事業採算性向上や、漁船の省エネルギー化、漁獲されたマグロの鮮度改善なども両立させるプログラムの提案と実証試験を実施する。

プロジェクトは、ベトナム中南部地域のカインホア、フーイエン、ビンディンの3省で、現地マグロ漁船(漁業)の近代化プロジェクトを、現地のニャチャン大学船舶研究所(UNINSHIP)の協力を得て進める。

UNINSHIPが建造した、最初の実証船を8月初めに完成させ、9月から試験操業を開始する。今後、実証試験船を使ってCO2の削減効果に関するデータ取りも実施する予定。

マグロ実証船は、出力350馬力クラス・ヤンマー製クリーンディーゼルエンジンを搭載した全長18メートル、35トン(国際トン数)で船型のベースもヤンマー製。

ベトナムの水産業は、輸出額で世界5位の地位にあり、同国における外貨獲得の重要産業となっている。国内には9万隻を超える漁船が稼働しているものの、多くは安価な中古エンジンを搭載した、昔ながらの木造船で、船舶推進効率の悪い船体デザイン(設計)、燃費効率の悪い中古エンジンが搭載されている。

また、漁獲した魚も船内での鮮度保持や冷凍保管技術が発達していないため、低い魚価で市場へ流通せざるを得ない状況にある。

ヤンマーは、長年にわたる国内漁船漁業への事業展開で培ったノウハウをベースに、ベトナム水産業の全般的な状況をマーケティングすることで、現地市場が抱える課題を自社独自のソリューション提供によって解決することを目指す。

《レスポンス編集部》

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