日立オムロンターミナルソリューションズは28日、インドの国営金融機関Bank of Baroda(BOB)が同社の装置を利用してインド初となる紙幣のリサイクル運用を始めた。Lang de Indiaが報じた。
これにより入金した紙幣を装置内部で還流し出勤用の紙幣として利用することが可能になり、ATMへの紙幣の補充頻度を減らすことができる。またセルフサービスの出入金スペースも削減可能になる。
BOBは2013年に日立オムロンターミナルソリューションズ社製のATMを100台導入しているが、村山孝吉海外事業部長は「我々は2010年にインド市場に参入して以来、常に最適な策を提供してきた。今回は極めて重要な顧客であるBOBの営業効率の改善に貢献することができ光栄に思う」と話した。