サイエンテックス子会社のサイエンテックス・パッケージング・フィルムは8日、包装材を手掛けるフタムラ化学(本社・愛知県名古屋市)と戦略的提携で合意したと発表した。
二軸展延ポリプロピレン(BOPP)フィルム製造工場を、マレーシアにて合弁で建設する。サイエンテックスによると、フタムラ化学の技術を導入した日本基準に則った製品を、マレーシアの低コストを利用して生産するという。
サイエンテックスの関連会社、サイエンテックス・グレート・ウォール(旧称GWパッケージング)を通じて行う。フタムラ化学が同社に20%出資する。BOPPの月産能力は1,500トン。フタムラ化学がBOPP生産量の30%の権益を保有し、日本向けに輸出する。
(ベルナマ通信、8月8日)