マレーシア航空の乗務員が乗客に性的嫌がらせか、仏で拘束

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア航空
マレーシア航空 全 1 枚 拡大写真

経営再建を目指すマレーシア航空(MAS)だが、乗務員が乗客に性的嫌がらせをしたとして、フランスで事情聴取のため拘束されていることがわかった。ザ・スターが報じた。

MASの発表によると、事件が起きたのは4日クアラルンプール発パリ行きのMH20便。

フランスのメディアによると、性的嫌がらせを受けたと訴えているのは、オーストラリア人で、今年3月8日にクアラルンプール発北京行きのMH370便が、飛行中に消息を絶ち未だにその行方が不明となっていることや、7月にウクライナ東部の上空でMH17便が撃墜されたことから、不安を乗務員に打ち明けたところ、乗務員が乗客の隣に座り気持ちを落ち着かせるためだとして性的嫌がらせを行ったという。

3年連続赤字を続けていたMASは3月に起きたMH370便の行方不明事件を受けた旅客減少や支出増大のために財務状態がさらに悪化、7月には追い打ちをかけるようにウクライナでのMH17便の撃墜事件が起きていた。MASに対し、筆頭株主である政府系持株会社、カザナ・ナショナルが8日、完全買収・上場廃止を求める内容の提案を行った。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  6. BYDの軽EV『ラッコ』をどう売っていくのか? 日本専用開発のねらいを東福寺社長に聞いた
  7. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  8. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  9. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  10. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る