犯罪を防ぐ為のミャンマーの取り組みとは?

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UNODCと政府との共同で犯罪を防ぐ為の、ミャンマーの取り組むべき課題
NDTVが報じたことによれば、UNはミャンマーの発展と安全性を低下させていた要因はミャンマーでの広い範囲にわたる犯罪行為であったと警告した。ゆえに貧しい国のドラッグなどの課題解決への取り組みの為に政府との共同を歓迎している。

ミャンマーは世界で2番目に多くアヘンが生産されているといわれており、「国際連合薬物犯罪事務所」(United Nations Office on Drugs and Crime、略:UNODC) の代表は、「人々の平和へのプロセスを脅かし危険性を増大させるミャンマーの犯罪的活動は、発展への努力をむしばんでいる」(NDTVより)と語った。

また一部の国々との国境や、ゴールデントライアングルとよばれるラオスやタイおよび遠い荒廃地帯は、まだ人々の往来や不法の野生生物、材木およびドラッグなど全てにおいての密輸ルートのネットワークを提供しているといわれる。

国家を超越する組織犯罪や、ケシ農場主の為に代案となる発展の提供、刑罰法などを含める広範囲にわたってカバーする、ミャンマーとのUNODCの国家プログラム協定は2017年までという。そしてこのような平和を推進させる為の取り組みを示す一環として、政府がアンチ資金洗浄委員会を結成したとミャンマーのメディアは述べている。

このような犯罪を防ぐ為の政府や機関の取り組みによって、犯罪に対する正しい知識を持つ人々が増えることを願う。

(UNODCより)

UNODC (国際連合薬物犯罪事務所) について
1997年設立。UNODCはUnited Nations Office on Drugs and Crimeの略で、資金洗浄や人身売買を含める汚職や組織による犯罪の腐敗や防止への活動を行っている国際連合の機関である。

《ミャンマーニュース》

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