ルノーカングーに100台の限定車…パティシエとコラボレーション

自動車 ニューモデル 新型車
ルノー・カングーコンフィチュール
ルノー・カングーコンフィチュール 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは8月29日より、フランスのパティシエ、ピエール・エルメとコラボレーションした限定車『カングーコンフィチュール』を100台限定で発売した。

【画像全8枚】

コンフィチュールとは、フランス語でジャムを意味し、ピエール・エルメのラズベリーの入った“イスパバン”と、カシスの入った“アンヴィ”をイメージしたボディカラー、ルージュパボとブルーボルガの2色が設定された。

同社マーケティング部チーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレンさんによると、「この2色は、過去のカングーにあったカラーだが、現在カタログにはないので、日本専用にハンドスプレーで塗装している」という。

ボディカラー以外の特徴としては、「ホイールキャップを外して、センターキャップと、ボルトカバーを装着。そして、現行カングーとしては初めてサンルーフを装備した」とブレンさん。「カングーにサンルーフを取り付ける場合には、室内にあるルーフボックスを取り外さなければならない。しかし、ルーフボックスは、カングーのユニークなセールスポイントなのでサンルーフは選択しなかったのだ」と話す。

しかし、こ「今回は限定車であることから、試みとしてルーフボックスを外してサンルーフを選択した。室内空間はその分広くなり、また(サンルーフがあるため)明るくなる。さらに今回は日本オリジナルでシェードも装着している」と述べる。

外装では前後バンパーがボディカラーでは塗られずに樹脂となる。「コンフィチュールは上級グレードのZENをベースにしており、通常であればボディカラーと同色になるのだが、サプライヤーが現在のカタログ色以外の塗料は持っていないので、樹脂のままになった」と説明した。

なお、限定台数100台のうち、ルージュパボは60台、ブルーボルガは40台となる。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  4. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る