京セラコミュ、マレーシアのプロペルを子会社化

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

京セラコミュニケーション・システムは1日、子会社のKCCSモバイル・エンジニアリングがマレーシアのプロペル・ネットワークに増資し、子会社化すると発表した。

京セラコミュニケーション・システムは、日本において移動体無線基地局のオプティマイズ(通信ネットワークの最適化)から施行・運用・保守を行う通信エンジニアリング事業を展開しているが、東南アジア市場進出の足がかりとして2012年にプロペル・ネットワークの株式30%を取得していた。

マレーシアにおいて多くの通信業者がロング・ターム・エボリューション(LTE)への移行を計画しており、システム移行のためのインフラ構築やデータトラフィック増加対策に向けた設備投資が見込まれている。このような背景から京セラコミュニケーション・システムは、通信エンジニアリング事業の本格展開を図るため、プロペルネットワークの株式80%まで取得し、子会社化した。

京セラコミュニケーション・システムは今後、プロペル・ネットワークを通じて、アジア地域のモバイル・ワイヤレス・ネットワークのインフラ構築に貢献して行く方針だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  6. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  7. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  8. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  9. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
  10. ニュル最速EVの称号を奪還へ! 『タイカン・ターボGT4 RS』は家族みんなで楽しめるポルシェに?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る