【インターモト14】ドゥカティ、新型車 スクランブラー の正体が明らかに

モーターサイクル 新型車
ドゥカティ・スクランブラー アイコン(ドイツ・インターモト 2014)
ドゥカティ・スクランブラー アイコン(ドイツ・インターモト 2014) 全 12 枚 拡大写真

イタリアのスポーツバイクメーカー、ドゥカティは、かねてから登場が待ち望まれていた『スクランブラー』を、ドイツ・ケルンで開催された「インターモト2014」で公開した。

カンファレンスでは、ドィカティのクラウディオ・ドメニカーリCEOが、今回のインターモトがドゥカティにとって大変に重要である旨のスピーチを行い、次いで登壇したクリスティアーノ・シレイ営業担当副社長が「スクランブラーの登場は、ドゥカティが新しいドアを開くことを意味する」と述べ、ステージ上に駆け上がるスクランブラーを拍手で出迎えた。

エンジンは『モンスター796』や『ハイパーモタード796』の803cc空冷2バルブをベースとし、より日常域に照準を合わせてフレームは専用設計品。ホイール径は前18インチ、後17インチで、前後サスストロークを150mmとし、ワイドレンジに使えるものとなっている。シート高も790mmと低く、多くの人が常用できる設定だ。

スクランブラーには4バージョンが用意され、キャストホイート、ブラックシートを装備し、最もベーシックなのが「アイコン」で、「アーバン・エンデューロ」はスポークホイールを履き、シートはブラウン、ハンドルバーにブリッジ、エンジンガードを装着してオフロードイメージを強めたモデル。

「フルスロットル」は、テルミニョーニのスリップオンマフラーやローハンドルを装備し、フラットトラックレーサーをイメージさせ、もう一台の「クラシック」はスポークホイールを装着するなどレトロ風としている。

《和歌山 利宏》

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