「与党支持しないなら要求ダメ」ラザク首相発言が物議 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

与党連合・国民戦線(BN)構成党、マレーシア華人協会(MCA)の年次総会が11-12日に開催されたが、来賓として挨拶したナジブ・ラザク首相の「BNを支持しないのであれば華人は政府に要求すべきでない」との発言が傲慢だとして物議を醸している。

与党寄りの主要新聞はこの発言部分を黙殺しているが、ネット上では「ナジブ首相が掲げる1マレーシアの精神に反して華人を差別するもの」、「国民から選ばれた首相ならば、支持不支持に関わらず公平であるべきだ。BNがすべての国民に公平であればなぜ華人の支持が回復しないのか」といった批判の声、「BNが華人に公平でないことを認めてくれてありがとう」、「自分はてっきり民主主義国家に住んでいたと思っていた」などと皮肉る声が上がっている。

野党連合・人民同盟(PR)を率いるアンワル・イブラヒム元副首相も「傲慢な主張」だと批判。同じくPR所属の民主行動党(DAP)セランゴール州支部長のトニー・プア氏は「BNを支持しない者の要望は聞きたくないという発言であり、それならばそうした者からは税金も徴収しませんというべきだ」と批判した。

ナジブ首相の発言はBN離れが著しい華人有権者に向けたもので、同じ華人を支持母体とするDAPに圧倒されつつあるMCAの建て直しに向けた士気を鼓舞することが狙い。

伊藤 祐介

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 純正オーディオのまま高音質化できる?「パワーアンプ内蔵DSP」が定番となった理由[カー用音響機材・チョイスの極意…DSP編]
  2. 「これ、フルモデルチェンジじゃん…」レクサス『NX』の“一部改良”にSNSも驚き、大胆イメチェンに「最高にキマってる」の声
  3. 【レスポンス読者限定】 日産『エクストレイル』を公道で体感! 特別な試乗会にご招待!9/12(土)開催
  4. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  5. “令和のデートカー”は夜にも映える…ホンダ『プレリュード 2027 リミテッドエディション』発売[詳細画像]
  6. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  7. モンスターEVがニュル降臨! BMW『iX5 M』は4モーター搭載で1000ps超か?
  8. JFEスチール、国内初のスタンプチャージ式大型コークス炉が稼働…環境負荷を軽減
  9. メルセデスAMG GT 4ドアクーペ 新型、入門モデル「53」追加…544馬力モーターと800Vバッテリーで航続800km超
  10. キャンピングカー約250台が大阪に集結、「大阪キャンピングカーフェア2026」10月24・25日開催
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 交通空白の解消へ、交通コンサルティング事業を開始…西鉄とネクスト・モビリティ
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る