日産自動車のハイブリッド車、『スカイライン』と『フーガ』。両車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは11月4日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、インフィニティ『Q50』(日本名:日産スカイライン)と『Q70』(日本名:日産フーガ)のリコールの届け出を受けた、と発表している。
今回のリコールは、ハイブリッドシステムの不具合が原因。NHTSAによると、モーター単独走行のEVモードの際、ソフトウェアの不具合により、モーターが停止する可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2014年モデルとして米国で販売された5412台。
北米日産では、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、モーターのインバーターのソフトウェアのプログラムを、改修するリコール作業を行うとしている。