マレーシア債券発行の増加見込む=世銀アナリスト 世界経済回復の影響で

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(参考画像)
マレーシア(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

世界銀行は、マレーシアにおける債券発行額が増加すると見込んでいる。中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など世界経済が回復傾向にあることが影響するという。

レーティング・エージェンシー・マレーシアの会議に出席した世界銀行のシニアエコノミスト、フレデリコ・ジル・サンダー氏は、マレーシアは東アジアの新興国ではビジネスのしやすさがナンバー1となっており投資活動の改善を予想している。投資活動が活発になることでプロジェクト資金の調達の必要も高まり、債券市場も活発化すると予想している。

ジル・サンダー氏は、マレーシア政府が今年の国内総生産(GDP)成長率を6%としている件について、達成に期待していると述べた。一次産品価格が下落傾向にあるが、インフレ圧力も収まることから政策金利は低い率が維持されると予想した。

格付け会社のRAMレーティング・サービシズのフー・スーイン最高経営責任者(CEO)は、投資家はイールドが高い債券資産に関心を寄せていると指摘。需要は増加傾向にあると明らかにした。
(ザ・スター、11月12日、ベルナマ通信、11月11日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  6. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  7. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  8. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  9. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  10. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る