イタリア・ミラノで開催された国際モーターサイクルショー「EICMA 2014」(ミラノショー)において、日本の電動バイクメーカーであるテラモーターズは『A4000i』を引っさげ、イタリアをベースとしたヨーロッパ進出を表明した。
A4000iが展示されたブースで開催されたカンファレンスでは、同社の渡辺俊氏が英語でプレゼンを行い、それをイタリアの販売代理店となるスペッソ社の電気自動車部門マネージャであるフランチェスコ・ポッシオ氏がイタリア語に訳すという形で行われた。
その内容は、まず、テラモーターズの概要をアピールし、れっきとした日本メーカーであることを周知してもらうというもの。日本メーカーが電動バイクでも世界進出を図る中、テラモーターズは40%のシェアを誇るトップメーカーであることや徳重徹CEOや技術陣、株主の紹介にまで及んだ。
そして、その後に、主力商品となるA4000iの説明が行われるというものであった。
世界的に見て、電動バイクへの参入に関しては、既存の大手メーカーではなく、新興勢力の活動が活発化しているが、それは日本においても例外ではないようだ。