マレーシア12月の燃料価格に疑問の声

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マレーシア(イメージ)
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レギュラーガソリン「RON95」などを12月1日付けで、管理フロート方式で価格を管理することが決定したが、政府は11月30日、12月の価格を発表。

ハイオクガソリン「RON97」を9セン引き下げて2.46リンギ、「RON95」を4セン引き下げて2.26リンギとすると明らかにした。一方でディーゼル油は3セン引き上げて2.23リンギとする。

ハサン・マレク国内取引共同組合消費者行政相によると、価格は原油価格に基づいて決定された。管理フロート方式に従わず燃料を販売した業者に関しては、措置が講じられる。

ジョホールで先月から販売が開始された自動車排ガス規制の「ユーロ5」に準拠したディーゼルは、2.30リンギで据え置かれる。

ディーゼル油のみが引き上げられたことに関して、パン・マレーシア大型トラック・オーナー協会、セランゴール州及びクアラルンプール大型トラック・オーナー協会などからは、原油の価格が下がっているのにディーゼル油のみ引き上げられるのはおかしいと指摘している。またアナリストらからも、政府はどのように引き上げを決定したのかとの疑問の声が出ている。

広瀬やよい

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