十字架の着用禁止、サバ州の華語中学校の措置が物議

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マレーシア(イメージ)
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サバ州ケニンガウの華語中学校で、キリスト教徒の生徒の親が十字架の着用が不当に禁じられていると訴えており、物議を醸している。マレーシアン・インサイダーが報じた

11月から同学校に通い始めた生徒が十字架を着用して登校したところ、学内ではアクセサリーや宗教的なシンボルの着用を禁じているとし、教師に十字架を没収された。教師は十字架を着用したいのであれば、学校から許可を取るよう伝え、許可が下りるまで着用を認めないと説明。規則に従わない場合は罰を与える旨の発言をしたという。

十字架を没収された生徒の親は、十字架の着用を罰する法律はないとして主張。一方で学校側は、アクセサリーを着用することがトレンドとなっていると指摘。宗教的なシンボルを着用することの判断が難しいため、宗教的なシンボルを着用する際は許可の取得を義務付けていると説明した。

広瀬やよい

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