12月のパーム油、2006年以来最も低い生産量に…マレーシア

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マレーシア(イメージ)
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マレーシア・パーム油委員会(MPOB)の発表(速報値)によると、2014年12月のパーム原油(CPO)生産量は136万4797トンで、前月比で22.04%大幅に減少した。2006年以降で最も低い生産量となった。

半島部、サバ州、サラワク州はそれぞれ30.13%、13.99%、14.08%大幅に減少した。パーム核、パーム核油、パーム核粕はそれぞれ21.64%、18.83%、19.26%減少した。

CPO在庫量は半島部、サバ州、サラワク州でそれぞれ35.23%、15.34%、2.27%それぞれ減少し、全体で23.61%の減少となった。精製パーム油は4.61%の増加。これを含むパーム油全体の在庫量は201万3326トンと前月比11.55%の減少となった。

輸出はパーム核油、バイオディーゼルがそれぞれ4.47%、97.30%のマイナスとなったが、パーム油、パーム核粕、油脂化学品がそれぞれ0.43%、14.32%、0.30%のそれぞれ増加となった。CPO輸入量は0.40%減の5万2872トン。精製パーム油の輸入は18.26%減の3万7481トンだった。

広瀬やよい

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