【新聞ウォッチ】転職の日産元社員、また社内秘密情報の持ち出しで逮捕

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日産自動車本社
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年2月16日付

●エアバッグ未改修悩む店、タカタ製99万台尚、予約ぱったり、連絡つかない人も
(朝日・38面)

●「水素エネ人類繁栄の推進力に」八王子・立川でFCV実証走行(産経・22面)

●来月引退「トワイライト」今度は25時間遅れ、車中2泊、夢なら覚めないで
(東京・25面)

●軽「アルト」にターボ、スズキ、来月発売(日経・11面)

●賃金改善月6000円要求を正式決定(日経・11面)

ひとくちコメント

日産自動車の中堅社員がまたもや会社の秘密情報を持ち出したとして逮捕された。神奈川県警が、52歳の男性元社員を不正競争防止法違反(営業秘密の領得)の疑いで逮捕し、発表したもので、2月15日の各紙が朝刊の社会面で報じた。

記事によると、容疑者は2013年12月~14年2月、日産本社のサーバーからモーターショーの企画書などの秘密情報8件、約1万8000件のファイルを自分のハードディスクに複製し不正にコピーして持ち出していたというもの。

容疑者は14年1月末に転職のために退職届を提出したが、その後の社内調査で不正が発覚、4月には懲戒解雇されたという。解雇後は中国・河北省の自動車メーカー「長城汽車」に再就職していたそうだ。

日産では14年5月にも、いすゞ自動車に転職した37歳の男性元社員が「日産テクニカルセンター」のパソコンから本社のサーバーに接続。約5000件のファイルを選んで私有パソコンなどに移し替えていた事件が発覚し、逮捕されたばかりだった。

今回発覚したデータは、東京モーターショーでの車の配置や照明の当て方など運営に関するものという。その資料の重要度はともかく、日産の中堅社員は中国や韓国メーカーなど同業他社への転職が多いことでも知られているが、社員のモラルの低下も問われている。

《福田俊之》

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