クボタ、マレーシアでバイオガス発電事業へ 処理設備の初期投資を回収

エマージング・マーケット 東南アジア
クボタ(webサイト)
クボタ(webサイト) 全 1 枚 拡大写真

クボタ(本社・大阪)は18日、マレーシアにおいてパーム油搾油工程で発生する廃液から回収したバイオガスを使用して発電し、売電収入によりパーム油廃液処理設備の初期投資を回収する事業を開始すると発表した。

同事業は、特定目的会社バイオガスSULPOMを設立し、実施する。資本金は280万リンギ(8,700万円)でクボタが49%、マレーシアでパーム油の製造・販売を行うセリ・ウル・ランガット・パーム・オイル・ミルが41%、水処理危機の販売・エンジニアリングを行うアクアキミアが10%出資する。

クボタは、これまでマレーシアにおいて、BBCバイオガス社にバイオガス回収設備・排水処理設備1期のを受注している。

同社は、パーム油廃液処理の事業活動を通じて、ノウハウを蓄積することにより、今後プラント建設から運転・維持管理まで一括受注できる体制を構築し、アジアでバイオガス事業を更に拡大していく方針だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』次期型はいつ登場? ハイブリッドスポーツとして最速2027年発表か
  2. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
  3. フィアット、『500ハイブリッド』欧州発表…6速MTのマイルドハイブリッドに
  4. 【日産 フェアレディZ 新型試乗】まるで日本製のアメ車? そこはかとなくアメリカを感じる…中村孝仁
  5. ホンダの小型セダン『アメイズ』新型、成人乗員保護で最高評価の5つ星…印バーラトNCAP
  6. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  7. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  8. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  9. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
  10. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る