日通、海上冷蔵混載サービスを開始へ…マレーシア向けに27日より

エマージング・マーケット 東南アジア
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日本通運は25日、冷蔵管理が必要な食品を対象とした、マレーシア向け海上冷蔵(リーファー)混載サービスを27日より開始すると発表した。

マレーシア向け海上リーファー混載サービスは、複数の顧客の冷蔵管理が必要な食品を混載でポートクランまで輸送するサービス。本サービスは、コンテナを仕立てる場合より、1トンの貨物を輸送する場合で、約70%の輸送コスト削減が可能。船会社のオリエント・オーバーシーズ・コンテナ・ライン(OOCL)を利用することで、東京からクランまで最短で14日で輸送することが可能になる。

マレーシアを初め東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国では、日本酒、米、根菜と行った青果物やチョコレートなどの加工食品のニーズが高まっている。これまでこれらの食品をマレーシアまで輸送するためには、少量であっても顧客ごとにリーファーコンテナを1回ずつ仕立てる必要があった。日通は発着の冷蔵倉庫を保税対応することで、冷蔵管理の必要な海上混載輸送を業界で初めて実現した。

同社これまで香港、シンガポール、バンコクへリーファーサービスを行っている。今後さらにASEAN、南アジアへ拡充することで、日本の食文化の発信をサポートしていく方針だ。

広瀬やよい

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