豊田通商、カンボジア西部国境に工業団地…サプライチェーン構築

エマージング・マーケット 東南アジア

【カンボジア、タイ】豊田通商はタイ国境のカンボジア西部バンテイメンチェイ州ポイペト市にタイの日系自動車部品メーカーを対象とする工業団地を開発する。

 名称は「テクノパーク・ポイペト」。タイの日系自動車部品メーカーの間で、製造工程の一部をカンボジア、ラオス、ミャンマーなどに移管し、地域全体でサプライチェーンを構築、最適化させる取り組みが進んでいることを受けたもので、第1期開発では2ヘクタールの土地に建屋1棟を建設し、2015年末に操業を開始する。投資額は約5億円。将来的には第2期、第3期開発で、土地面積約6ヘクタール、建屋4棟に拡張し、2020年で入居企業10社以上を目指す。

 「テクノパーク・ポイペト」では、▼1000平方メートル単位の工場レンタル▼従業員向け給食サービス▼総務、経理、財務、人事といった管理業務サービス――を提供。自動車部品製造の前後工程の一部を請け負う「加工請負」、現地の農業従事者を製造業の人材として教育、派遣する「人材派遣」も行う。顧客がモノづくりに専念できる環境を整備し、企業の進出コスト・リスクを軽減する。

豊田通商、カンボジア西部国境に工業団地 タイプラスワンに対応

《newsclip》

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