小売りのマイディン、GST増加コストを吸収へ

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

4月から導入された物品・サービス税(GST)による追加コスト1500万リンギについて、スーパーマーケット及びハイパーマーケット経営のマイディン・モハメド・ホールディングスは、店舗の毎月の売り上げ約3億リンギを活用してコストを吸収すると明らかにした。ザ・スターが報じた。

できるだけ課税分を吸収することで販売価格を引上げないようにするという。

アミール・アリ・マイディン社長によると、GST導入前に仕入れた在庫分については売り上げ・サービス税(SST)の払い戻しを受けることができると説明。また、コストの一部はサプライヤーが負担することになると説明した。また、政府は生活費の上昇に国民が対応することができるよう、企業による支援を促すべきだと指摘。商品価格は原材料の価格にも左右されることから、価格が下がっているココアを原材料に使った製品などは値上げされるべきではないと述べた。

マイディンはサプライヤー3000社と協議を行い、GST導入のコストを吸収することで半数が合意したと明らかにした。GSTの税率6%の内2-4%をサプライヤーが負担することになるという。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  6. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  7. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  8. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  9. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  10. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る