世界初のハラル認証システム、JAKIMなどが立ち上げ…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア・イスラム開発局(JAKIM)は3月30日、ダガン・ハラル(DHB)と共同でハラル(イスラムの戒律に則った)認証マネジメント・システム(HCMS)を発表した。ベルナマ通信が報じた。

世界初の世界的なハラル認証システムとなる。世界中の70あまりのハラル認証機関のハラル認証プロセスを管理することが可能なインタラクティブなシステムとなっている。

マレーシアの他、タイやベトナム、日本、中国のハラル認証機関が登録している。

HCMSは既存の認証エンジンよりもセキュリティを強化させており、大容量のデータに対応することができる。数千件に上るハラル認証のプロセスの効率化を目指している。

ハラル貿易は世界的に成長が目覚ましく、2012年の規模は1.7兆米ドルで、2018年には2.5兆米ドルにまで増えると見込まれている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  6. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  7. 【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「ジャパンモビリティショー2025」に関する全4問!
  8. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  9. 「逆輸入候補!?」カッコよすぎる『カムリ』がSNSで話題に、SEMAで公開「GT-Sコンセプト」の強烈デザイン
  10. スズキが新型クロスオーバー『SV-7GX』を世界初公開! 初心者にも優しいV2アドベンチャー、2026年後半に欧州発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る