マレーシアでの人民元決済、中国銀行を指名 貿易促進などの効果に期待

エマージング・マーケット 東南アジア

ナジブ・ラザク首相は14日、中国銀行マレーシアを人民元(RMB)オフショア決済銀行として指名したと発表した。ザ・スターが報じた。

ナジブ首相は同日行われた記念式典のスピーチの中で、人民元決済銀行を設置することで流動性リスクの軽減や金融サービスの成長、マレーシア・中国間の貿易促進などの効果が期待できると述べた。

また、中国はマレーシアにとり最大の貿易相手国となっており、マレーシアは中国にとって東南アジア諸国連合(ASEAN)で最大の貿易相手国となっていると指摘。今年マレーシアはASEANの議長国となり、ASEAN経済共同体も設立されることから大変重要な役割を果たすことになると語った。

中国銀行の資産規模は世界で7番目の規模となっており、マレーシアに人民元決済銀行を設置することでマレーシアが中国の金融市場に直接アクセスすることができ、人民元の資金を競争力のあるレートで得ることができるようになるという。
中国銀行は中国の銀行としては唯一の国際業務を行う外国為替専門銀行となっている。

千田真理子

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