マレーシアで若者の破産宣告が増加…自動車ローン破綻が4割

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

破産局は、破産宣告を受けた25歳以下の若者が増加していると明らかにした。2011から2014年まで累計で1,150人に上っている。

2011年は171人で、2012年に130人に一旦減少したが、2013年に208人に増加、2014年には635人に大幅に増加した。今年1月単月で6人となった。

最も多いのは自動車ローン破綻で41.70%を占めた。個人融資破綻が18.61%、住宅ローン破綻が17.79%、ビジネス融資破綻が10.95%、クレジットカード破綻が5.77%をそれぞれ占めた。

一方で2011年から2015年1月までの破産宣告を受けた個人の数は、8万4,341人となった。破産件数は2011年は1万9,167人、2012年は1万9,575人、2013年は2万1,987人、2014年は2万2,351人、2015年は1月だけで1,261人と年々増加の一途をたどっている。

破産原因については、自動車ローン破綻が28.51%を占めて最も多く、住宅ローン破綻が22.94%、個人融資破綻が18.72%、ビジネス融資破綻が12.29%をそれぞれ占めた。クレジットカード破綻も5.35%を占めた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月19日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  6. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  7. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  8. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  9. VW史上最も安価なEV、『ID.2』の量産ボディを激写! 価格は2万5000ユーロ以下?
  10. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る