ひき逃げで逮捕の女、「ケガはたいしたことないと思った」と供述

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栃木県宇都宮市内の国道4号で発生した重傷ひき逃げ事件について、栃木県警は16日、同市内に在住する62歳の女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。容疑への関与を大筋で認めているという。

栃木県警・宇都宮南署によると、問題の事故は2015年5月14日の午後6時ごろ発生している。宇都宮市宮の内2丁目付近の国道4号(片側1車線、横断歩道と信号機あり)で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた10歳の男児に対し、交差点を右折進行してきた乗用車が衝突。男児は鎖骨を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、16日に衝突痕のある車両を同市内の駐車場で発見。現場付近の防犯カメラが撮影していた容疑車両の特徴とも合致したことから、このクルマを所有する62歳の女から任意で事情を聞いたところ、事故への関与を認めたことからひき逃げ容疑で逮捕している。

聴取に対して女は「子供とぶつかったが、ケガはたしたことないと思った」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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