MRT2号線のトンネル工事、入札を近く実施へ

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スンガイ・ブローからセルダンを通りプトラジャヤまでを繋ぐ大量高速輸輸送(MRT) 2号線のトンネル工事の規模は100億リンギとなり、280億リンギのMRTプロジェクトの中で最も規模が大きい工事パッケージとなる見込みだ。

国内外の業者を対象にした、トンネル部分のプロジェクト公開入札が近く行われ、来年第1四半期に受注業者が決まる見通しだ。2号線の全長は52.2キロメートルで工事のパッケージ数は10となる予定だ。

政府系のMRTコープがMRTシステム全体の資産を保有することになる。2号線は2022年7月に開通し、首都圏の交通渋滞緩和が期待されている。

MRT1号線はプロジェクト・デリバリー・パートナー(PDP)が地下部分の設計を担当したが、2号線はMRTが設計を担当するという。1号線のPDPはMMCコープとガムダの合弁で、両社は2号線のPDPでもある。

2号線のトンネルは13.5キロメートルで1号線の地下鉄部分は9.5キロメートル。MRT2号線の建設に向け、MRTコープは影響を受けるエリアの不動産所有者やデベロッパーとの間で協議を行っている。
(ザ・スター、5月25日)

広瀬やよい

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