ナジブ首相が訪日、日本との関係強化に期待 高速輸送システムなど協議へ

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マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
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ナジブ・ラザク首相は24日から3日間の予定で日本を訪問している。マレーシアと日本の関係がさらに強化すると見込まれている。

ナジブ首相は、ロスマー夫人、リオウ・ティオンライ運輸相、アリ・ハムザ政府官房長官の他、政府官僚などを伴い訪日。25日には天皇皇后両陛下と会見した。安倍晋三 首相とルック・イースト政策(東方政策)の第2波、域内の国際情勢などについて協議し、意見交換を行う。

リオウ運輸相を伴って訪日していることから、クアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速輸送システム(HSR)に関する協議も行われることが予想されている。安倍首相はこれまで、日本の新幹線の導入に期待していると表明している。

在日本・マレーシア大使館のアハマド・イズラン・イドリス大使は、ナジブ首相の訪日に関する記者会見の場で、マレーシアと日本の二国間貿易高は2014年、1,374.5億リンギ(420億米ドル)となり、前年比で1.4%増加したと明らかにした。対日本輸出額は827.1億リンギ(256億米ドル)となり、前年比で4.4%増加した。一方で輸入額は547.5億リンギ(167.4億米ドル)で2.9%減少した。日本は、中国、シンガポールに続き第3の貿易相手国となっている。

日本企業により2,510件の投資プロジェクトが行われ、金額にして227億米ドル規模となっている。33万2,352人分の雇用を創出した。2013年12月末時点で最大の投資国となっている。

広瀬やよい

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