マレーシア・マハティール元首相の政権批判、外相が反論

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マハティール元首相(2002年)
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マハティール元首相のインタビュー記事が17日付ニューヨーク・タイムズに掲載された。

マハティール氏は政界分裂、1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の経理疑惑、ナジブ現首相に対する見解など幅広い質問に答えた。

ナジブ首相についてマハティール氏は「1MDBから420億リンギが消えた。首相は使途を説明できない。犯罪と変わらない行為だ」と批判した。

これに対しアニファ・アマン外相はニューヨーク・タイムズに宛てた公開状で「1MDBの負債は資産の裏付けがあり、元首相が事実を歪めた発言をするのは無責任」とした。

さらに、不正経理疑惑については中央銀行、会計監査院などが調査中であるにもかかわらず、調査結果を待たず、マハティール氏がナジブ首相批判をやめないのは、1MDBを口実に現首相を引きずりおろそうとするもの、と指摘。ほとんどのマレーシア国民は、マハティール氏が晩節を汚さないことを望んでいるとした。

小栗 茂

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