ウォンバットがブタ?豪企業のCMが放映禁止に

エマージング・マーケット 東南アジア

クアラルンプール(KL)ブキ・ビンタンのデジタル広告に登場した豪企業のアニメ・コマーシャルが突然、KL市役所(DBKL)の命令によって放映禁止となった。ネチズンらは、安易に宗教に迎合した過敏反応だとして嘲笑している。

問題のコマーシャルは、ツアー・サーブコープ社のマスコットであるウォンバット(カンガルーやコアラと同じ有袋類の一種)のキャラクターがハリラヤ(断食月明け大祭)に合わせてマレー・イスラム男性の伝統衣装であるソンケット帽とマジュ・ムラユを着用して登場するもの。

これにイスラム教徒の一部が反応。イスラムで禁忌の「ブタ」がマレー人の格好をしているとの誤解が広まった模様で、「イスラムをバカにしている」との抗議を受けたDBKLが「暫定的に禁止する」と先手を打って発表したという。

ネチズンからは「ウォンバットという動物を知って言っているのか?」「どこがブタなのだ」「なんでも中国人やユダヤ人の陰謀に結びつけるパラノイア」といった安直な抗議活動やそれに迎合する当局を嘲笑する声が上がっている。一方、当事者のツアー・サーブコープ社は「混乱を招いた」とあっさり謝罪。これまでサウジアラビアなどでも同じキャラクターのCMを使っても問題はなかったと説明した。

伊藤 祐介

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