三井不動産、バンコク都心エリアで高級・高層マンション開発加速

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【タイ】三井不動産はタイの不動産ディベロッパー、アナンダー・ディベロップメントと共同で進めるバンコクでのマンション開発を拡大する。現在推進中の4物件(計約4100戸)に加え、新たに5物件(計約4200戸)を開発する計画だ。

 新たな5物件はバンコク中心部のペチャブリ地区とシーロム地区、南東部のバンナー地区、北西部のバンスー地区、西部のタープラ地区に位置し、いずれも都心から10キロ圏内。2015―2016年初頭に着工し、2017―2018年に竣工する予定。

 このうち、ペチャブリ地区の「Qチットロム・ペッチャブリ」とバンナー地区の「イデオ02(オーツー)」については、12日に販売を開始した。

 「Qチットロム・ペッチャブリ」は高架電車BTSチッロム駅から徒歩10分の高級住宅街に位置し、敷地面積2723平方メートル、地上42階、352戸。屋上庭園やスカイプールなど多数の共用施設を設け、周辺物件との差別化を図る。

 「イデオ02」はBTSバンナー駅から徒歩7分で、地上34階2棟と33階1棟の計1559戸。約2・4ヘクタールという敷地を活かし、大規模な庭やプールなどの共用施設、商業区画を設ける。

 アナンダーはBTSや地下鉄MRT沿線で「イデオ」ブランドなどのマンション、バンコク首都圏を中心に「アナンダー」、「シリンダー」ブランドの一戸建て住宅を開発。子会社を通じ、スポーツクラブ、ゴーカート場なども経営。2014年は売上高105・8億バーツ、最終利益13億バーツ、同年のマンション販売実績はバンコク2位、タイ全国で3位だった。

三井不動産、バンコクでマンション開発加速 計8000戸超

《newsclip》

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