三菱の新型SUV、2017年と2019年に登場…RVR 後継車

自動車 ビジネス 企業動向
三菱 eXコンセプト(東京モーターショー15)
三菱 eXコンセプト(東京モーターショー15) 全 5 枚 拡大写真

三菱自動車は1月中旬、北海道において報道向けにウインター試乗会を開催。そこでSUVを核とした次世代モデルのラインアップ計画が明らかになった。

試乗前日の夜の懇親会の場において、挨拶をした相川哲郎社長は「今は皆様にお見せできる(新しい)クルマはありません。今はグッと身体を縮めて(と語りつつしゃがむ様子を見せた)、半年後あたりからお見せできるクルマが出てくるはずです」と語った。

エンジニアによるクルマの技術的な説明があったのちに、壇上に立った執行役員で開発統括部門長の橋本徹氏は、次世代モデルのプランについてこう話す。

「SUV市場は今後も拡大していく。私たちはまず2017年度にコンパクトSUVのアッパー分野に、新型車を投入します。そして『RVR』の後継にあたるロアーの分野には2019年度に新型車を投入することを決定いたしました」

「いずれも『アウトランダー』同様にエンジン車と電動車の両方をラインアップする計画です。クロスオーバーSUVは大、中、小の3車種で、それぞれにエンジン車と電動車の両方で6車種になります。この6車種で中期的なラインアップの柱を担っていきたいと思っています。三菱自動車はSUVとEVそしてPHEV、こういう組み合わせでラインアップの強化を図っていき、世の中のためになる企業を目指します」(橋本氏)

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る