前方車両からの落下物への衝突を自動回避、三菱電機が開発

自動車 テクノロジー 安全
衝突を回避する先進運転支援システム技術
衝突を回避する先進運転支援システム技術 全 1 枚 拡大写真

三菱電機は2月17日、突然の落下物を曲がることで緊急回避する先進運転支援システム技術を開発したと発表した。

新技術では、車がカメラやミリ波レーダーなどにより自車周囲の物体を検出し、今後の移動を予測。ブレーキだけでは衝突してしまうと判断した場合は、「曲がる」ことで衝突を回避するように車両を制御するという。ただし、時速60km以下で走行時に、物体との距離が30メートル以上の場合が作動条件となる。

また通常走行時は、衝突の恐れがないと判断した時は車線内を定速で走行するよう車両を制御。前方車両を追い越す場合は、自車の後側方から他車が接近している時はその車を見送り、安全が確保された後に追い越しを開始するよう車両を制御する。

三菱電機では今後、開発したアルゴリズムを実車に搭載し、周辺監視などの技術と併せて自動運転レベル3(加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときはドライバーが対応する状態)を具現化していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る