猛烈な吹雪の中、駐車していたクルマの運転者がCO中毒で死亡

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2月29日午後1時40分ごろ、北海道帯広市内にある量販店の駐車場で、猛吹雪によって埋まった軽乗用車に乗っていた19歳の男性が死亡する事故が起きた。雪でクルマのマフラーが埋まり、一酸化炭素中毒で死亡したものとみられている。

北海道警・帯広署によると、現場は帯広市西21条南4丁目付近にある量販店の駐車場内。19歳の男性が乗る軽乗用車は駐車場の一角で雪に埋もれていたのを捜索していた同僚が発見。男性は意識がない状態だったことから、消防に通報した。

男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡。発見時の状況から、警察ではエンジンを掛けたままの状態でクルマが雪によって埋まり、排気管が詰まったことで排気ガスが車内に充満。急性の一酸化炭素(CO)中毒で死亡したものとみられる。

同僚によると、男性は休憩を取るため正午すぎに外出。発見時はクルマの周辺に約80cm、屋根部に約50cmの雪が積もった状態だった。当時は猛烈な吹雪となっており、警察では吹きだまりとなりやすい場所に駐車し、事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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