BMWジャパン、2016年はMモデルを4台導入予定

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BMW M6 GT3
BMW M6 GT3 全 8 枚 拡大写真

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、『M6 GT3』でSUPER GT2016に参戦するBMW Team Studieを3年連続でコラボレーションパートナーとしてのサポートを行うと発表。また、同社は今年、市販のBMW Mモデルの導入を強化する予定だという。

ビー・エム・ダブリュー代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏は、「特に今年のSUPER GTに関心を持っている」と話す。その理由は、「BMWグループが100周年を迎えるということと、2016年はBMW Mにおいても非常にエキサイティングな年になる予定だからだ」という。

今年最初に“M”の称号を付けた新型車は『M2』で、「最もコンパクトなMモデルだ」とクロンシュナーブル氏。日本での発表は、「5月のSUPER GTシリーズ第二戦、富士でお披露目する予定だ」と述べる。

また、「2016年は東京モーターショー2015でワールドプレミアした『M4 GTS』が日本で発売になる年でもある」とクロンシュナーブル氏。「これだけでもBMWがいかに日本のレースシーンを尊重しているかがわかるだろう」とコメント。これら以外にもBMW『X4 M40i』と、7シリーズの『M 760i』が導入予定だ。

BMW Team Studieが今年使用するマシンはM6 GT3で、昨年同チームが使用した 『Z4 GT3』に代わるものだ。クロンシュナーブル氏は、「今シーズンもMブランドのレースマシンで出走するということは BMW Mのプロファイルを日本のモータースポーツにおいて高めるだけではなく、(こういった)モータースポーツのマーケティング活動をさらに活用することで、BMW Mの市販モデルの認知にもつなげられると考えている」とレース参戦への期待を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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