実物をプロジェクターに投影、高速起動で授業もスムースなカメラ

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書画カメラ(実物投映機)「ELPDC13」
書画カメラ(実物投映機)「ELPDC13」 全 4 枚 拡大写真

 エプソンは3月17日、ビジネスプロジェクター対応オプションの新商品として、書画カメラ(実物投映機)「ELPDC13」を発売する。学校現場で重視される「電源オンですぐ起動」など性能を備え、快適操作を実現した。価格はオープン価格。

 「ELPDC13」は、1/2.7型CMOSセンサー搭載、フルハイビジョン(1,080p解像度)出力に対応した書画カメラ。書画カメラは、プロジェクターと組み合わせることにより、立体物や書類を大画面に拡大投写でき、教育現場では児童・生徒の関心、理解を深め、学習効果を向上させる機器として使うことができる。

 「ELPDC13」では、特に学校現場で重視される性能である「電源オンですぐ起動」「使いやすいリモコン・操作パネル」などにより、従来機(ELPDC12)以上の快適操作を実現。今回新たにアナログ接続時の1,080p/30フレームにも対応したうえ、タブレット端末などを撮像した際の液晶ドットを目立ちにくくする「ディスプレイモード」も搭載されている。また、最大A3サイズまで撮像が可能で、可動式アームやデジタル最大16倍ズームを利用すれば詳細な図版や地図なども鮮明に拡大できるという。

 また、SDカード(別売)を使用することで、書画カメラの画像と内蔵マイクによる音声の記録と再生も可能。付属ソフトウェアを使うと、書画カメラの映像への文字や図形の書き込み、保存など、より高度な活用もできる。アーム機構は折りたたみできるほか、持ち運びに便利なキャリングケースが同梱されるなど教室間の持ち運びにも適しており、使いやすさにこだわった製品となっている。

 製品の詳しい仕様については、エプソンの製品ページで閲覧できる。エプソンでは、新商品を含めた書画カメラの販売台数について、今後1年間で約1万台を目指すとしている。

電源オンですぐ機動、エプソンの学校向け書画カメラ3/17発売

《黄金崎綾乃》

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