オリックス自動車は、全国のオリックスレンタカー拠点において「銀聯(ぎんれん)カード」の取り扱いを開始したと発表した。
オリックス自動車は現在、全国979拠点のオリックスレンタカーネットワークを展開している。同社では、近年の訪日外国人によるレンタカー需要の高まりに合わせ、2014年10月より香港からの訪日観光客などを対象に、北海道および沖縄エリアのオリックスレンタカー全拠点で「銀聯」での決済サービスを開始。6月1日からは順次、対象を全国のオリックスレンタカー各拠点に拡大し、7月末までに全拠点で決済に対応する予定だ。
訪日外国人数が過去最高を記録する中で、香港からの2015年の訪日客数も前年比64.6%増の約152万人と初めて100万人を突破。オリックスレンタカーでは、クレジットカード決済機能に加えて「銀聯」にも対応することで、決済手段を拡充し、訪日客の利便性向上を図る。