ホンダ、通期営業利益6000億円予想を据え置き…第1四半期は12%増益

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倉石副社長
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ホンダが8月2日に発表した2017年3月期の第1四半期(4~6月期)連結決算は、営業利益が前年同期比12%増の2668億円となった。円高が収益を圧迫したが前年に比べて品質関連費用が減少し、増益を確保した。

同期の四輪車グローバル販売は6%増の121万3000台だった。日本は1%減となったものの、海外は主力の北米が3%増と堅調だった。為替は1ドル108円で、前年同期比13円の円高。営業損益段階での為替変動による減益影響は758億円に及んだ。四半期利益は6%減の1746億円となった。

通期は営業利益6000億円(前期比19%増)、純利益3900億円(13%増)としている従来予想を据え置いた。記者会見した倉石誠司副社長は「第1四半期の収益は計画を上回るペースだが、今後の市場環境の不透明感も考慮して通期予想は変更しなかった」と述べた。

《池原照雄》

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