三菱電機、リアルタイム混雑予測技術を開発…予測精度80%

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リアルタイム混雑予測技術
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三菱電機は、東京大学西成研究室と共同で、イベント会場と最寄駅などを結ぶ経路の混雑状況を予測する「リアルタイム混雑予測技術」を開発した。

リアルタイムに監視カメラ映像を解析して人の流量を推定、混雑予測の精度を高め、現場の状況に対応した的確な混雑解消対策に役立てる。

世界初となる、現在の人の流量を用いて予測する「高速群集移動シミュレーター」を開発。監視カメラ映像からリアルタイムに算出した人の流量を都度シミュレーターに与えることで、実際の混雑状況に対して約80%の高精度な混雑予測を実現する。シミュレーターには東京大学西成研究室が開発した「高速群集移動モデル」を採用、計算量を削減し、高速処理を実現する。

混雑リスク発生箇所をリアルタイムに予測し、迅速、的確な混雑解消対策が可能となる。事件・事故など不測の事態が発生した場合、現状に即した予測に基づき回避経路を設定できるため、来場者の安全・安心の確保に役立つ。警備作業を効率化、大規模イベントでの人件費など、コスト削減にも貢献する。

《レスポンス編集部》

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