台風被害のJR北海道に、災害復旧費用を追加支援へ

鉄道 企業動向
函館本線の函館駅。同駅を含む函館~長万部間は赤字額では最大となった。
函館本線の函館駅。同駅を含む函館~長万部間は赤字額では最大となった。 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、JR北海道の台風災害復旧に対し、鉄道軌道整備法に基づく災害復旧事業費補助による支援や、安全投資と修繕に対する追加支援の対象を拡充する。

今年8~9月の台風災害により、JR北海道では、複数の橋梁が流失するなど、大きな被害が発生した。JR北海道の経営状況や、老朽化状況を踏まえて今回、JR北海道の台風の災害に係る復旧に対して支援する。

鉄道軌道整備法に基づく鉄道施設災害復旧事業費補助による支援と、被災した鉄道施設については鉄道軌道整備法に基づく災害復旧事業費補助により、支援する。支援額は国費が8億6300万円。うち一般会計予備費8億0700万円を11月25日閣議決定した。

これら支援に加え、2016年度から2018年度に実施予定のJR北海道の安全投資と修繕に対する追加支援総額1200億円の対象を拡充し、台風の災害に係る復旧に関連した設備投資の支援を行う。

《レスポンス編集部》

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