【新聞ウォッチ】カタログ燃費「高速道路」「市街地」「郊外」の3段階表示に変更---2018年10月から導入へ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年11月29日付

●電機大手「自動運転」に商機、車各社へ技術売り込み(読売・8面)

●三菱自、生え抜き取締役退任、役員人事案社外取締役に6人(読売・8面)

●燃費偽装車の製作所7カ月ぶり夜間操業(読売・8面)

●燃費表示変わる、市街地・高速道路、細分化、18年10月から国際基準に(朝日・1面)

●アクセルとブレーキ間違っても、急発進防止、オートバックスが新装置(朝日・6面)

●エコカー減税対象比率で攻防(産経・11面)

●クルマの未来、ホンダ米国の挑戦、世界6極体制揺らぐ理念(産経・11面)

●中国港湾最大手と合弁、ヤマトHD日用品輸出を支援(日経・1面)

●ホームドア設置加速、東急と小田急(日経・33面)

●危険な通学路5500か所、安全対策未実施なお残る(日経・38面)

●事故の怖さ 、疑似体験、交通安全教室に工夫凝らす(日経・38面)

ひとくちコメント

カタログの表示と実際の走行時での燃費とがかけ離れているとの批判を受けた国土交通省が、自動車の燃費基準を改め、「市街地」「郊外」「高速道路」など走る条件ごとに燃費が示され、数値も実態に近いものになりそうだという。

きょうの朝日が1面で「燃費表示変わる。市街地、高速道路…細分化、18年10月から国際基準に」とのタイトルで「現行よりも数値が悪くなりがちなため、メーカーにとっては厳しい変更だが、三菱自動車の不正問題で消費者に広がった燃費表示への不信を晴らす効果も期待される」などと、報じている。

それによると、現在、各メーカーがカタログで表示している燃費は、07年に導入された「JC08モード」という日本独自の基準で、「平らでまっすぐな道をエアコンは使わず走る」という現実的ではない状況を想定。このため実際の燃費との差異が生じ、特にハイブリッド車や軽自動車など、低燃費と言われている車種ほど、実際に走れる距離は数値より少なく、ズレが大きくなっていたという。

記事では、約65万人の会員が実際の燃費を投稿するインターネットサイト「e燃費」の運営会社イードのデータも紹介。「燃費表示が1リットル当たり40キロに迫る低燃費車が実際には30キロに満たないなど、ズレが3割を超えることも多い」と伝えている。

2018年度から新たに導入する表示方式は「WLTP」と呼ばれる国際基準を採用。燃費値を「低速」から「超高速」までの4段階の速度域に分けて測定。このうち、日本では超高速を除く3段階とする方針で、18年10月以降に発売される新型モデルから義務づけられるとみられる。

これからの新車開発では、実燃費をめぐる攻防戦が繰り広げられることになりそうだが、使い勝手によって消費者も「高速時ではクラス最高燃費」などのセールストークを入念にチェックすることも必要だ。

《福田俊之》

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