【ギフトショー2017】浮いているのが見える、リニアモータートレイン…イーケイジャパン

鉄道 エンタメ・イベント
イーケイジャパンが初披露した「リニアモータートレイン」
イーケイジャパンが初披露した「リニアモータートレイン」 全 4 枚 拡大写真

「東京インターナショナル・ギフト・ショー」で毎回新たな“学べるおもちゃ”を披露しているイーケイジャパン(本社・福岡県太宰府市)は、今回も新作を紹介。「リニアモータートレイン」(仮称)がそれで、電気と磁石の力で浮いて走る列車だ。

列車の底と線路に2列の磁石、S極とN極を埋め込み、それぞれ同じ極性の磁石が組み合わさるようにしている。これによって、列車がレールから浮き上がるわけだ。

また、レール側面に磁石のS極とN極が交互に並べてあり、列車本体の側面には電磁石という電気で動く磁石がついている。そして、電磁石に電気を流すと、レール側面の磁石とくっつこうとしたり、離れようとしたりを繰り返して列車が前に進んでいく。そのスピードも3段階(低速・中速・高速)ある。

すでにこの種のおもちゃは他社でも販売されているが、同社はそれをコンパクトにして、価格を6500円(予価)と安く抑えた。「こだわったのは、浮いている列車を横からも見えるように、柵みたいなものをつくらなかったことです。これならきっと、子ども達も実際に浮いている列車を見て楽しんでくれると思います」と同社関係者は話す。

同社はこれまでソーラーで動くおもちゃ、塩水で動くおもちゃ、空気で動くおもちゃ、風力で動くおもちゃなどを製作販売してきた。どれも子ども用の教材として人気を博してきた。次はこの「リニアモータートレイン」で年間1万台の販売を目指す。発売は4月下旬の予定だ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る