アウディ、HEREとの協力を強化…自動運転向けナビ技術を向上へ

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
HEREの技術を導入している新型アウディA8のナビ
HEREの技術を導入している新型アウディA8のナビ 全 1 枚 拡大写真

アウディは9月7日、ナビゲーションシステムの技術を向上させることを目的に、HERE(ヒア)との協力関係を強化すると発表した。

HEREは、デジタルナビゲーションマップと位置情報サービスのソフトウェア企業。アウディは2015年末、BMWグループとダイムラーと共同で、ノキアの子会社からHEREを買収した。この買収以来、HEREは新たなメンバーの参加と戦略的パートナーシップを通じて、IT分野における専門的ネットワークを着実に拡大してきた。

アウディとHEREとの主なプロジェクトの1つに、「HDライブマップ」がある。これは、将来の自動運転のためのデジタルベースを提供するもの。新しいデータプラットフォームは、交通状況を非常に高い精度で3次元モデルとして記録する。アウディによると、cm単位まで正確なものになるという。

中期的には、アウディはコネクテッドポートフォリオの「car-to-X」サービスの交通標識情報と危険地点情報についても、HEREと協力。『A4』、『A5』、『Q5』、『Q7』では車載センサーを使用して、速度制限と危険地点に関する情報を収集。情報はアウディのサーバー上に収集して処理され、アウディ車のドライバーが利用できるようになる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  2. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る