インテルとウェイモが提携を発表---完全自動運転の技術開発へ

自動車 テクノロジー ITS
インテル本社とウェイモの自動運転テスト車両
インテル本社とウェイモの自動運転テスト車両 全 1 枚 拡大写真

インテルは9月18日、グーグル(Google)の自動運転車開発部門、ウェイモと自動運転技術の分野で提携すると発表した。

インテルは2016年7月、BMWグループ、モービルアイと、自動運転車の開発における提携を発表。2021年までに、完全自動運転車を量産することを目指している。2017年5月には、この連合にデルファイが加わるなど、勢力を拡大する。

一方、グーグルの自動運転車開発部門のウェイモは2016年、欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)と自動運転車のプロジェクトで提携。FCAのエンジニアとグーグルのエンジニアが協力し、最新の自動運転技術の自動車への搭載について、協業を進めてきた。またFCAはウェイモに対して、自動運転車のテスト車両を納入。最終的に、およそ600台の自動運転テスト車両を納入する計画。

今回のインテルとウェイモの自動運転技術の分野における提携は、レベル4~5の完全自動運転の実現に必要な高度な処理能力を備えた車載コンピュータプラットフォームを、ウェイモの自動運転テスト車両に導入するのが狙い。インテルはこれにより、運転における人間のエラーをなくし、すべての人々にとって安全な道路環境を目指していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  4. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る