トヨタとパナソニック、EV向け電池事業で協業へ

エコカー EV
調印式
調印式 全 5 枚 拡大写真
トヨタ自動車とパナソニックは12月13日、車載用角形電池事業の協業について検討を開始すると発表した。

中国が電動車の販売を一定割合で義務づける規制を2019年より開始するなど、EVへのシフトがグローバルで加速している。今回の協業はこうした流れに対し、自動車および電池の国内トップメーカーが手を組み、先行する海外勢に対抗するのが狙いだ。

トヨタとパナソニックは1996年、初代『プリウス』の量産開始に伴い、HV用ニッケル水素蓄電池などを製造する「パナソニックEVエナジー」を共同で設立。以来、信頼し合えるパートナーとして支え合ってきた。今回の協業は従来の枠を超えて、電動車の需要拡大に応えるため、その中核となる車載用電池の進化を目指すためのものとなる。

今後、両社は業界ナンバーワンの車載用角形電池を実現し、トヨタのみならず、広く自動車メーカーの電動車の普及に貢献すべく、具体的な協業内容を検討していく。
トヨタ自動車の豊田章男社長とパナソニックの津賀一宏社長は12月13日、東京都港区のホテルで共同記者会見を開き…

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る