九州新幹線の携帯通話エリアが新八代まで拡大へ…今秋には車内のWiFiサービスも開始

鉄道 企業動向
昨年12月には博多~新大牟田間でトンネル内での携帯電話の通話が可能となった九州新幹線。今後は新水俣までのエリア拡大が予定されている。写真はJR九州の800系新幹線電車。
昨年12月には博多~新大牟田間でトンネル内での携帯電話の通話が可能となった九州新幹線。今後は新水俣までのエリア拡大が予定されている。写真はJR九州の800系新幹線電車。 全 1 枚 拡大写真

JR九州は5月30日、九州新幹線における携帯電話通話エリアの拡大と車内公衆無線LAN(WiFi)サービスの開始を発表した。

通話エリアの拡大工事は、国の電波遮へい対策事業に基づく補助により行なわれており、6月26日からは新大牟田~熊本間約21kmにある9つのトンネル内で通話が可能となる。これにより、博多~新八代間が携帯電話の通話エリアとなる。

残る区間は新八代~鹿児島中央間となるが、このうち新水俣駅の手前までは、現在、工事が行なわれている。

一方、公衆無線LANサービスは、今年秋からJR九州に在籍するN700系と800系で順次開始され、2019年度末までには136両すべてでサービスが実施される。

なお、このサービスは携帯電話回線を利用して提供されるため、電波遮蔽対策が行なわれていない新八代~鹿児島中央間のトンネル内や携帯電話のサービスエリア外では利用できない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る