ジャガー・ランドローバー、完全自動運転車の公道デモ走行に成功

英国の公道で完全自動運転車のデモ走行に成功したジャガー・ランドローバー
英国の公道で完全自動運転車のデモ走行に成功したジャガー・ランドローバー全 2 枚
ジャガー・ランドローバーは10月4日、レベル4の完全自動運転プロトタイプ車に人を乗せて、英国の公道をデモ走行することに成功した、と発表した。

ジャガー・ランドローバーが開発したレベル4の完全自動運転プロトタイプ車は、ランドローバーの『レンジローバースポーツ』がベース。

負傷したり病気になったりした軍人と退役軍人のための第4回「インビクタスゲームズ」が、10月20日にオーストラリア・シドニーで開幕するのを前に、傷病兵に最新の自動運転車を体験してもらった。インビクタスゲームズはスポーツの力を使って、回復を促し、リハビリを助け、傷病軍人に対するより広い理解を得られるようにするのが目的。

この自動運転車は、英国自動運転コンソーシアムの一環として開発。英国で最も複雑な環状交差点、信号、渋滞、ジャンクションなどの道路環境において、車線変更を含めて完全自動運転で走行することに成功した。

ジャガー・ランドローバーは、彼らからのフィードバックが、移動を制約された数百万の人々の生活を自動運転技術がいかに改善しうるかを理解する一助になる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る