ボルボカーズ、自動運転EVを開発・量産へ…2020年代半ばに新車の3分の1を自動運転車に

自動運転EVの開発・量産に向けて提携したボルボカーズと百度の首脳
自動運転EVの開発・量産に向けて提携したボルボカーズと百度の首脳全 1 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は11月1日、中国のインターネット検索最大手の百度(Baidu=バイドゥ)と提携し、自動運転のEVを共同開発すると発表した。

百度は中国のインターネット検索最大手であり、同社の自動運転開発プロジェクトが、「アポロ」(Apollo)計画と呼ばれる。アポロは、自動運転のオープンプラットフォームであり、自動運転車のすべての主要な特徴や機能を支援する包括的かつ安全なソリューションを開発している。

ボルボカーズは、この百度との提携を発表した。両社が計画している共同プロジェクトでは、百度が自動運転のオープンプラットフォームのアポロを提供する。ボルボカーズは、自動車に関するノウハウと各種技術を持ち寄る。そして両社は、自動運転のEVを共同開発し、量産することを目指す。

ボルボカーズは、モビリティサービスプロバイダーへの変革を目標に掲げている。この戦略の一環として、自動運転を重要な成長分野と位置づけており、2020年代の中盤には、年間世界販売の3分の1を自動運転車にすることを目指している。

《森脇稔》

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