アルプス電気とアルパインが経営統合、競争力強化でクルマの電動化に対応

アルパイン
アルパイン全 2 枚
アルプス電気は、12月5日に開催されたアルパインの臨時株主総会にて、両社の経営統合が承認されたと発表した。

アルプス電気は株式交換によりアルパインの全株を取得。2019年1月1日付けでアルプス電気は商号を「アルプスアルパイン株式会社」に変更し、両社は経営統合により持株会社体制に移行する。

アルプス電気は、スイッチ、センサー、チューナー、光関連部品など、各種電子部品の開発・製造・販売を手がける大手メーカー。一方、アルパインは1967年、アルプス電気と米国モトローラ社の合弁会社アルプスモトローラとして設立。1978年に社名をアルパインに変更、アルプス電気の100%子会社となり、カーAVをメインに生産・販売を続けている。

近年、クルマの電装化が進展する中で、車載事業における両社の事業領域が近接し、協業の必要性も高まっていた。しかし両社は独立した上場企業であり、開発・製造・販売面での相互協力や知的財産権・ライセンス・ノウハウ等の共有で事業運営上の制約が多かった。今回の経営統合により、その制約を払拭し、人材や技術、ノウハウを相互に活用し、競争力強化を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る