デンソー、自動運転車向けプラットフォーム共同開発…デジタル地図のトムトムと提携

デジタル地図のトムトムの公式サイト
デジタル地図のトムトムの公式サイト全 1 枚

デンソー(Denso)とトムトム(TomTom)は1月4日、提携を結び、自動運転車向けソフトウェアプラットフォームを共同開発すると発表した。

トムトムは、オランダに本拠を置くデジタル地図サービスの大手企業だ。リアルタイムのデジタル地図、ナビゲーションシステム向けソフトウェア、各種コネクテッドサービスなどを手がけている。

今回の提携により、デンソーはトムトムと共同開発したマッピングシステムを活用して、高速道路や主要な都市道路において、レベル2の自動運転を可能にするシステムを実現できるようになる。デンソーのセンサー技術とトムトムのHDマップを組み合わせることで、より高度で信頼性が高く安全なシステムの構築を目指す。

今回の提携の一環として、デンソーは処理されたセンサーデータを、トムトムの自動運転車用のマッピングシステムと先進運転支援システム(ADAS)に提供し、トムトムのHDマップをリアルタイムで更新する。これは、クラウドソースのマップ更新を行うことによって可能になるという。

両社は、トムトムのHDマップがデンソーのカメラやレーダー、車載センサーと連携して、完全自動運転システムのための位置確認やルート計画機能を強化していく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  4. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る