【日産 リーフe+ 新型】まとめ…変更点、航続距離、価格など、高まった完成度

日産 リーフe+
日産 リーフe+全 2 枚

日産自動車のピュアEV『リーフ』のラインナップに航続距離を40%向上させた『リーフe+』が追加設定された。リーフe+では、加速性能、パワー、そして航続距離の点においての向上がみられた。バッテリー容量が拡大されたことにより、一回充電あたりの航続距離(WLTCモード)を従来の322kmから458kmにまで引き上げられた。

目次

  1. 航続距離40%向上…スキラッチ副社長「モアリーフ」
  2. 航続458km、車室スペース変わらず
  3. 【試乗】ようやく「真の実用電動車」になったが[360度動画]
  4. 【試乗】もっと“プラス”感をアピールしてもいい…九島辰也
  5. 【試乗】やっと航続距離を気にせず乗れるEVになった…中村孝仁
  6. 受注が8000台超え…欧州発売半年で

航続距離40%向上…スキラッチ副社長「モアリーフ」

日産自動車は電気自動車『リーフ』に航続距離を40%向上させた『リーフe+』を追加設定し、1月23日から販売を開始すると発表した。大容量バッテリーの採用などにより、1回充電あたりの航続距離(WLTCモード)を従来の322kmから458kmにまで引き上げたという。

日産のダニエレ・スキラッチ副社長は1月9日に横浜市にある本社で開いた発表会で「リーフe+はモアリーフ、リーフよりも多くのものを提供する存在。リーフe+は目覚ましい技術で皆さんのドライビングをよりわくわくさせるとともに、皆さんの生活をより良いものにする」と述べた。

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日産自動車 リーフe+ 発表会日産自動車 リーフe+ 発表会

航続458km、車室スペース変わらず

日産自動車は1月9日、電気自動車(EV)『リーフ』のバッテリー容量やモーター出力などを増強したハイパフォーマンスモデル『リーフe+(イープラス)』を1月23日に発売すると発表した。

バッテリー容量を既存モデルの40kWhより55%多い60kWhに増やした。これにより、1充電当たりの航続距離は458km(WLTCモード)と、既存モデル(322km)より42%も伸ばしている。同時に走行性能に直結するモーターの最高出力も、110kWから160kWへと45%引き上げた。2グレードがあり、消費税込み価格は416万2320円と472万9320円。

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【試乗】ようやく「真の実用電動車」になったが[360度動画]

バッテリーの進化(容量アップ)が走りのパフォーマンスと航続距離を飛躍的に向上させ、「真の実用電動車」になった日産『リーフe+』。個人的には実用セダンとしては、圧倒的な速さよりも航続距離が重要だが、これだけ走れれば文句無し。

ただし、サーキット走行ではリーフの「念頭」に、e+の150kgもの重量増はなかったらしく?! タイヤとブレーキへの負担が大きい点は要改良ポイントだ。

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【試乗】もっと“プラス”感をアピールしてもいい…九島辰也

目玉はおよそ40%伸びた航続距離!

今年1月に販売を開始した日産『リーフe+(イープラス)』。アメリカではこの春から、ヨーロッパでは今年半ばとなる予定だから日本は先行発売といえる。

目玉はおよそ40%伸びた航続距離。日本のWLTCモードで458km、JC08モードで570kmとなる。WLTCモードはJC08モードよりも実燃費に近いとされる。今後こちらがデフォルト表記になるようなので、覚えておくと便利だろう。

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【試乗】やっと航続距離を気にせず乗れるEVになった…中村孝仁

日産本社で試乗車を受け取る際、「現実的には満充電でどのくらい走れます?」と聞くと、「そうですねぇ300~350kmくらいじゃないかと思います」との答え。で、始動させて航続距離を見てみると408kmと出ていた。

ふむふむ、400km以上走れば立派なもんじゃない?と、本社を後にした次第。現状、日産『リーフ』には、従来からある40kwhのバッテリーを搭載したものと、今回試乗した新しい62kwhのバッテリーを搭載した2種類から選べるようになった。

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受注が8000台超え…欧州発売半年で

日産自動車の欧州部門は6月18日、『リーフe+』(Nissan Leaf e+)受注台数が、発売からおよそ半年で8000台を超えた、と発表した。

リーフe+には、新開発EVパワートレインを採用し、パフォーマンスと航続を向上させているのが特徴だ。「e+」の名称は、エネルギー密度が増したバッテリーと、よりパワフルなパワートレインに由来する。日産によると、欧州仕様車の航続は、最大385km(WLTP計測)を実現しているという。

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《滑川寛》

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