自動車メーカー特許資産規模ランキング、トップ3は昨年同様トヨタ・ホンダ・マツダ

トヨタ自動車本社(参考画像)
トヨタ自動車本社(参考画像)全 2 枚

パテント・リザルトは11月11日、独自に分類した自動車メーカーを対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「自動車メーカー特許資産規模ランキング」を発表した。

今回は2018年4月1日から2019年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いて評価し、企業ごとに総合得点を集計。その結果、トップ3は1位 トヨタ自動車、2位 本田技研工業、3位 マツダ、昨年と同様の結果となった。

1位のトヨタ自動車の注目度の高い特許は、「内燃機関における未燃燃料量の機械学習装置」や「使用者の行動情報や生体情報等の生活情報をライフログデータとして記録するライフログ記録システム」など。この他に車体構造、駆動関連にも高い注目度のものが多く見られる。

2位の本田技研工業は、「応力の集中に抗して十分な剛性を確保可能なタイロッド(操舵輪を左右に動かすためのロッド)エンド」や「運転者の挙動に応答するシステムおよび方法」などのほか、排気浄化関連技術に高い注目度のものが見られる。

3位のマツダの注目度の高い特許には、「スクリュ部材からの周辺部品等の物体の保護を図ることができる接合構造」や「半暖機状態にあるエンジンを迅速に始動させることが可能なエンジンの始動制御装置」などが挙げらる。

このほか、4位の日産自動車は「自動車のフロントガラスとボンネットフードとの間に配されるカウル部を被覆するカウルトップカバー」に関する技術が、5位のSUBARU(スバル)は「電動車に搭載された電池の温度調整を行う車載電池温調システム」に関する技術が、注目度の高い特許として挙げられる。

《纐纈敏也@DAYS》

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